最近告知モノばっかで、日記らしい日記は書けてませんでした。
書きたいことはたくさんあったのだけど。
EyeCandyポールダンスレッスンを始めて2年が過ぎ、スタジオ『Candy Bar』をオープンして1年がたちます☆
この1年間、そして2年間を振り返って。
私は今、週に13クラスのレッスンを受け持ってます。
月にではなくて週に、です。これって結構な数字ですよね~~。
月にしたら50クラス以上、1ヶ月で教える延べ人数は250名になります。
このレギュラークラス以外にも、
プライベートレッスンだったり、振り付けの仕事を頼まれたり、取材依頼に対応したり。
はたまた自分のSHOWだったりリハーサルだったりで、毎日5~6時間は踊ってることに☆(幸せなことです♪)
「どうしてポールダンスを始めたのですか?」 よくある質問です。
答えは、「どこにもなかったから」。
後は、単純に私がポールダンスが「好きだったから」「やりたかったから」。
この話は以前にもしたことがありますが。
2年前の当時、ふとポールダンスをやりたい!と思った私。
色々探してみましたが、どこにもなかった。
(たとえあったとしても、それを見つけることはできなかった)
そもそも、ポールがある場所がない=★
ポールダンスは、まず「ポールの設置」というカベがあります。
けれどポールがあるような場所は、それこそストリップクラブくらいしかなくって。
ならば、作ってしまえ~~~!!! と思ったのが、最初です。
アタリマエだけどいきなりポールをたててくれるスタジオもないし、
では、とイギリスから仮設ポールを輸入し、レンタルスタジオを借りて始めました。
当時、HIPHOP/JAZZダンスを不定期で友達に教えたりしていた私。
そのスタジオで、当時の生徒(友達)を相手に始めました。
とはいっても、最初はホントに遊びで、という感じで。
これをこんなビジネスにするつもりもなかったし、そうなる予想もできなかったし。
友達やその友達、数名で不定期でのレッスン。
スタジオレンタル代やポール代金もかかり、ポールを運び入れるのも大変だったので、
(当時は毎回仮設ポールをスタジオまでかついで運んで設置してました;;)
もっと人数を増やそう!!とサイトをたちあげました(このBLOGですね)。
そうしたら他にドコにもなかったからか、あっという間に生徒が増え始め。
不定期だったレッスンは週に1度になり、2度になり、3度になり。
特に宣伝もしてなかったのに、
半年を過ぎる頃には生徒さんの数は200名にふくれ上がってました。
あとは皆さんも知っての通り=。
マスコミにもチョイチョイとりあげられ、、生徒さんの数もレッスンの数も増え続け、
ポールダンスレッスンを始めて1年を過ぎた2007年1月、自身のスタジオ『Candy Bar』オープンに至りました。
たぶん私自身が一番、この現状に驚いていると思います。
先にも書いたように、最初はほんの「思いつき」だったから☆
この話も以前書いたことがありますが。
私はきちんとポールダンスを習ったことがあるわけではありません。
NY在住の際にポールダンスをやる機会はあったものの、本格的なものではありませんでした。
だから全て独学。見よう見まねです。
でもたいていの動きは一度見ただけでできてしまったので、
たぶん私はポールダンスにとても向いていたのだと思います。
あとは色々な人にそれを教えるにつれて。
どの動きがどの筋力を使うのか、どうしたらそれがキレイに見せれるのか、を
一生懸命生徒さんに教えるにつれ、解析できるようになってきました。
だから、私は最初から「先生」だったわけでもなんでもなく、
「生徒」さんがいてくれたからこそ、「先生」になってこれたのだ と思います。
私も生徒さんと一緒にこの2年余り、多くのことを学んでこれました。
「生徒」さんから学ぶ、というのはおかしな表現かもしれませんが、
本当に「生徒」さんあっての、今の自分だと思っています。感謝!感謝!
この2年余りで教えた生徒さんの数は、500名を超えると思います。
延べ人数ではなく、実際の人数で。
その全ての人に感謝しつつ。。。
今後も、私に「教えて欲しい」という人がいる限りは、教え続けていきたいと思っております。
さて、話は変わって。
長くなりますが、もう一つ伝えたいことがあります。
それは、
『ポールダンス』の定義(?)。 私は、
『ポールダンス』=『ポールを使ったダンス』 と考えています。
『ポールダンス』という特別なジャンルがあるわけではなく★
ポールならではの動き、ポールでしかできない動き、はもちろんありますが、
私は、これはあくまでも『ダンス』と考えています。
●『エクササイズ』と『ダンス』の違いは何か? これはこの前、ラジオJ-WAVEの取材のときもお話した内容ですが。
そこに、
“見せる人”がいるかどうか だと思います。
美容や健康など、自身の目的を果たすことを目標としたものが『エクササイズ』だとすれば、
『ダンス』はそれを“誰かに見せる”ことを目標としたものだと思います。
もちろん最初はエクササイズ目的でポールダンスを始める、というのは悪くないと思います。
でもやっていくうちにそれを“誰かに見せたい”と思ってくるのは自然な流れだと思いますし、
最終的には皆さんにそうなっていって欲しいと思っています。
また、ポールダンスはそのアクロバット性故に、他のダンスと比べ、競技性の強いダンスだと思います。
けどしつこいようですが私はこれは『ダンス』だと思っています。『競技』でもなく。
では
●『競技』と『ダンス』の違いは何か? 『競技』とは、文字通り“技を競い合うもの”です。
これができたら○点、これで○点、など採点をつけたり、もしくは他の方法で優劣をつけ、
“勝ち負けを決めるもの”です。言ってみれば、勝負の世界。
でも『ダンス』は違います。
『ダンス』は誰とも争いません。 『ダンス』で大切なことは、自身で表現したいものをどれだけ表現できるか、そしてどれだけ観客を魅了できるか。
それだけです。
(*ダンスの世界にもコンテストやバトルという形式もあります。これを否定するわけではないですが、私は『踊る』目的ではないと考えています)
私は、『ダンス』は料理に似ていると考えています。
好みの食材(=曲)を自分流に味付けし、スパイスを入れ、煮たり焼いたりして、一つの作品として完成させる。
けれど忘れてはいけない大切なことは、料理は決して
“作る人”のためにあるのではなく、“食べる人”のためにある ということ。
どんなに完璧にレシピ通りに作っても、食べる人が“おいしい”と感じなければ意味がない。
その料理は失敗といえます。
それぞれの好みというものもありますから、全ての人に“おいしい”と思わせるのは難しいことかもしれませんが、
そのために心をこめて調理する。大切なのはこのこと。
色々な人の色々なダンスを見て思うのですが、
「上手なダンス」と「感動するダンス」は決してイコールではないんですよね。
何が違うのか? これはきっと永遠のテーマだと思います。
魅力的なダンスを踊れるダンサーになるために。
私見ですが、技術的なものと感性的な部分、ということなのだと思います。
片方だけあっても、きっとダメなんですよね。
シンガーにしても、失恋したことない人が失恋ソングを歌っても説得力がないように、
ダンスもきっとそういう部分があるんだと思います。
踊るのも人間、見るのも人間だから。
人を感動させるには、その人の生き様だったり人間性だったり、ってものが垣間見れる瞬間が必要なんじゃないでしょうか。
歌と違って言葉を持たない『ダンス』だから。
直接的に伝えることはできないけれど。
だからこそ、『ダンス』は奥が深くておもしろい-。
技術的な部分、そして感性的な部分を磨きつつ。。。
私の踊りが「みたい」という人がいる限り、私は踊り続けていきたいと思います。
ではでは。
かなり長くなりましたが~。
一人のダンサー/アーティストとしての自分、インストラクターとしての自分、そして経営者としての自分。
そのどちらにおいても磨きをかけ、2008年もまた一つ成長していきたいと思います。
★☆本年も皆様大変お世話になりました☆★
2008年も、EyeCandyをよろしくおねがいいたします。
YOSSY(444-Triple 4 )
☆ポールダンスレッスンの詳細は
**EyeCandyWEB** の方をご覧下さい。
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