気付けばもう11月も終わり。
ポールダンスレッスンを始めて、丸3年以上がたったのだということに気付いた。
そして、今のスタジオをオープンしてもうすぐ丸2年になる。
始めた当初の話など、以前もこのBlogに書いたことあるけれど。
たった一人で、ほんの思いつきというか遊び半分で始めた、ポールダンス・レッスン☆
今では300名ほどの生徒さんを抱え、自分のスタジオで日々レッスンに励んでいる。
そして一緒に踊る仲間達にも囲まれ、レッスンしたり、パフォーマンスしたり。
インストラクターも、今では私以外に他5名。
いい仲間達に恵まれて、お互い切磋琢磨しながら、みんなでEyeCandyを支えてくれている。
3年前当時にしてみたら、夢のような状況=。
感謝せずにはいられない。
世界的にみても、ポールダンスというものがポピュラーになってきたのがここ5年ぐらい。
その勢いは、まだどんどんと世界各国に広がりをみせている。
だからタイミング的にもよかったというか、私は運がよかったのだと思う。
たまに生徒さんで
、“『ポールダンサー』になりたくて”とうちに来るコがいて、ビックリする。
なんでかって、私は『ポールダンサー』になりたいと思ったことは一度もない、というか、
そもそも、『ポールダンサー』なんていう職業が成り立つなんて、思ってもみなかったから★
時代は変わったな~、、、なんて。
だから?ってわけなのか、
『ポールダンサー』と呼ばれることには、実は今でも抵抗がある。
自分でも極力 “パフォーマー”とか“ダンサー”と名乗るようにしてたりして;^^;
というかきっと、そうやって限定されるのがあまり好きではないというか、
限定したくないんだろうな。
思いのほか、ポールダンスが生業になってなってしまった。
ぶっちゃけポールだろうが何だろうが、何でもよかったんだ。
自分を自由に表現し、パフォームすることがしたかった。
それが、ポールというパートナーを使うことによって空中で表現したり、
ソロでも魅せれるパフォーマンスができることに夢中になった。
空中で舞うあの感覚!!あれは、他のダンスでは味わえないよね~。
そして、
『ポール』というものが持っている魔力女性をキレイに、SEXYに見せてくれる、魔法の道具だと思う。
ただ逆に、ポールを使うことによって限定されてしまうこともあり・・・。
(動きのほか衣装なども含めて)
その枠を超えて、どう表現していけるか。
そんな新たなパフォーマンスの挑戦を今後は続けていきたいな~、、、と思う。
実は私には、15年前から抱えている持病がある。
そのため激しい運動はしてはいけないというか、できない身体で。
学生の頃は体育も免除になるほど。(普通にやっちゃってたけど;)
完治させる方法はなく、薬で抑えるしかなくて。
まあそれで病状が安定していればそれほど心配する病気ではないんだけど。
本気でダンス始めたのも、NYに行ったのも、病気になってからのこと。
こんな身体になったからこそ、好きなことだけして生きていこう!ってね~
けど実はこの夏、この持病が5年ぶりに再発してしまいました。
最初に身体の異変に気付いたのは、7月中頃。
でも疲れやすいのは暑さのせいかと・・・。あまり気にしておらず
これは!?
と、再発を確信したのは8月アタマ。
それから、通院・検査。
検査結果を待ってからの治療、しかも薬に即効性はないので、
回復までに最低1ヶ月はかかることはわかっていた。。。
8月2週目にはイベント『SWEET CANDY』も控えていたし、
レッスンの予定も既にみっちり★
しかもこういうときに限って色々プライベートレッスン頼まれたり、と忙しく
全部キャンセルしようか、ほんっと~、にほんっと~に悩みました。
自分では、いつものように動けない自分に気付いていたから、
それが悔しくて、情けなくて。。。
やっぱり自分はダンサーとして生きていくのは無理なんじゃないか、と涙したり。
そしてハンパなく疲労するんで、
帰宅した途端倒れこんで、全く動けないような日々が続きました。
でもそのときは病気のことをカミングアウトしたくなかったんだ。
そこに甘えてしまう自分も嫌だった。
だからどーにか、こーにか、乗り切りました。
特に8月の『SWEET CANDY』は一番悪化状態のときで、
正直、ほんっと~に、ほんっと~に、しんどかった。。。。
本来なら駅の階段を上がるのもやっと、というような身体状態での10分間のポールダンスショー。
しかもラウンジの7.5mポール登りきり!!
これをやり遂げることができたのは奇跡だ・・・。
ほんっとーに奇跡だと思いました。
そしてきっと、私一人ではできなかった。ギブアップしてたと思う。
それができたのは、一緒に踊る仲間や、イベントを手伝ってくれる仲間、
そして私のショーを楽しみに遊びに来てくれた友達や生徒さん達がいたから。
だから頑張れた。
終わった瞬間、ホントに脱力&泣きそうになりました。。。
それからちょっとずつ病状は回復。
実は9月の発表会もまだちょっとしんどかったんだけど、これもどうにか乗り越えて。
もう今はほぼ正常の状態になりました。
ショーを見たお客さんはもちろんのこと、生徒さんも、
そして一緒に踊ってた仲間ですら、私の異変には気づいてなかったので、
まあどちらも成功だった、と言えるでしょう=★(ホッ
)
でも何で今、わざわざこうやってカミングアウトをしたかというと。。。
今回、同じようにケガや病気で悩みながらも頑張ってるアスリートとかから、
私もすごく励まされたから。
私も同じように苦しんでるヒトを励ましたいと思った。
≪カーレーサー、70歳おばあちゃんの話。≫
『大切なのは体力でなく気力。気力を維持し続ければ何でもできる。』
彼女は30代でガンになり、余命数ヶ月と宣告。
けどそれからカーレーサーになり、何度か手術はしたが70歳を過ぎた今でも現役、という奇跡の人。彼女の言葉。
≪フィギア選手、安藤美姫さんの話。≫
肩の脱臼に苦しんでいた彼女。周囲の期待がプレッシャーとなり、精神的にもすごく追い詰められていた。
そんな彼女が立ち直ったときに気付いたこと。
『リングの上に立てることは “当たり前のこと” じゃない。立たせてもらってるんだ』
!!!!
そう、そう、そうなんだ。
“当たり前”のことなんかじゃないんだ。
今日踊れる、ということは=。
それが5年後なのか、30年後なのかはわからない。
けどいつか必ず、私がステージの上に立てなくなるときはくる。
レッスンができなくなるときもくる。
そしてその日は、もしかしたら急に訪れるということもあるのだ。
今日踊れるということ。レッスンができるということ。ステージに立てるということ。“当たり前”のことだなんて思ってはいけない。。。。。
私は今日も、神様に躍らせてもらっているんだ。
そしてそれができるのは、周囲にいる人々のおかげに他ならない
。
感謝!!感謝!!感謝!!この気持ちを忘れずに。
この気持ちを大切に。
今日も躍らせてもらって、ありがとう。
そして明日も躍らせてもらって、ありがとう。ポールダンスと出会えたこと、ありがとう。
そしてアナタと出会えたこと、ありがとう。みんなにみんなに、ありがとう。スタジオオープンから丸2年。
来年もまた同じ「ありがとう」が言えますように。
☆ポールダンスレッスンの詳細は
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